ご報告です
あの桜の木がついに見つかりました。
あの?
どの?
と思った方は、もう一度こちらの記事「10円じゃない10円カレーを食べてきた」を熟読して下さい(と、PVを増やす作戦です)。
読んでいただけましたか?
ありがとうございます。
では、もうおわかりですね。
松本楼が2003年に記念植樹をしたという、桜の木が見つかりました。
有言実行。報告します!
疑心暗鬼
前述の記事で「全く探せなかった」と書いた後にも、何度か池の周りをうろうろしました。
でもそれらしい木は見つかりませんでした。
だから、…
正直に言いますね。
実現しなかったんじゃない?
もしくは、予定変更したんじゃない?って思うようになっていました。
(平成15(2003)年9月8日の読売新聞夕刊)
「しだれ桜」を「雲形池のほとりに」植樹、の予定だったけど、実際は、雲形池ではない別の場所だったり、しだれ桜じゃなくなってたりしてるんじゃない?
って。
だから日比谷公園の中の別の池(心字池)のほうも探してみたりしました。
なんて疑り深いのでしょう!
でもありました。疑ってごめんなさい。
こちらの木です。
サボりからの発見
11月のある日のこと。
仕事で一日中、室内にいるのはもったいないようないい天気だったので、私はちょっとした理由をつけて外に出た。
その用事を済ませたのは15時半。秋のひんやりした空気が忍び込んでくる時間帯となったが、それでもこのまままっすぐ職場に戻るのは惜しい。
そう思った私は、ちょっと遠回りをして日比谷公園に向かった。
秋に桜の木を探す。
今日も見つからないだろうな、、
っていうか、きっと計画変更になったんだよ。
次の休みの日にでも、計画変更になった経緯を調べてみようかな。「実際に植樹されたのはイチョウの木でした!」なんて結果になってたりして…!
そんなことを考えながら、鶴の噴水のある雲形池を目指して歩く。
普段はこんな時間に公園を歩くことなんかないから気づかなかったけど、もうすっかり秋の景色だ。
はー、どんどん秋が深まってイチョウが黄色くなってモミジが赤くなって、次は冬になって葉が落ちて鶴の噴水が凍って、、寒いの嫌だなぁ、その次にやっと桜の季節か、その頃までこの仕事続けてるのかなぁ、、
なんてぐるぐる終わりのない考えを巡らせていたら、
あれ?
あんなところ(藤棚の左下)に階段あったっけ…?
あきらかに「何か」がありそうな「どこか」に続いていそうな気配…!
おや…
おやおや…
この葉っぱの形は桜…!
なにかしらの石碑…!
あったーーーーー!!!!!
見ーつーけーたーーーーー!!!!!
地図にない場所
それにしても、どうして今まで見つけられなかったんだろう?
この周辺で働きはじめて5年以上は経っているし、ちょくちょく日比谷公園は散策していたんだけどな。
あんなところに桜が、それどころかあんな場所があるなんて気付かなかった。なんか悔しいなぁ。
あらためて、当時の新聞を確認してみました。
(平成15(2003)年12月2日の読売新聞夕刊)
やだー、ちゃんと「つつじ山」って書いてあるじゃんー
ちなみに地図で示すと
…これで伝わるのでしょうか。日比谷公園のオフィシャルサイト(こちら)には「つつじ山」の表記がないので、当日の私の移動ログよりご紹介。右のほうで赤い線がぐるぐるしているあたりです。
どうやら日比谷公園の名所のひとつでもある「鶴の噴水」に気をとられて、あまり目を向けない方向にあったのですね。
さて、これで10円カレー訪問記から始まった、桜の木を巡る調査もおしまい。
来年の春、この桜が咲くのが楽しみですね☆☆
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やれやれ…
しかしさっきの記事、最初からもっとちゃんと読んでおけばよかったな…
ん…?
に、2本〜〜〜〜?!?!?!
…。
さて。